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desnudo 

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直前リハーサル初日

マミ・ヒロ・アリの3人が、久々にARTE Y SOLERAのスタジオに集合。前回会ったのは9月のデュッセルドルフ、その前は8月の池ノ上(ARTE Y SOLERA)でした。

1カ月を超す"SUTRA"ワールドツアーで、身体が締まってカッコよくなっているアリ。明日よりいよいよ稽古が本格化します!

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photo: Hiroyuki Kawashima

# by arteysolera | 2009-11-19 22:05

アリ来日

本日は、第1回目のmagma公演でした!御来場くださいました皆様、たくさんの声援をありがとうございました!

とちょうどその頃、成田空港にはアリが到着。カナダでの数週間のツアーを終え、時差14時間と戦っておられます。

いよいよ、desnudo vol.5です!

# by arteysolera | 2009-11-18 23:59

リュート

ところで今回、音楽に「リュート」とあります。リュートにも時代によって様々なスタイルがありますが、例えばこんな音色。

# by arteysolera | 2009-11-17 02:39

鍵田真由美より

アリとの共同作業は、すべてが自然に進んでゆきます。初めてアリとワークショップを行ったとき、身体のなかに眠っていた何かが、呼び覚まされるような感覚をおぼえました。そしてその呼び覚まされた感覚は、きっとブーメランのように私のフラメンコに戻ってきて、栄養となるだろうと確信しました。

強く「大地」を意識する踊りであるフラメンコに対して、アリのダンスは空へ、空へと向かう踊りだと初めは感じていました。ところが稽古を重ねるうち、アリの踊りもまた、フラメンコ以上に地へ、地へと向かう踊りなのでした。不思議な共通項です。

それがなぜなのか、まだわかりません。

ただアリと共演することで、自分の根幹である「フラメンコを踊るということ」「日本人であること」ということが強く意識されることは確かです。

この刺激的な出会いを、フラメンコファンだけでなく広くダンスファンの皆様に観ていただきたいと強く願っています。

鍵田真由美


desnudo vol.5 12月8日、9日 @MUSICASA(東京・代々木上原)
# by arteysolera | 2009-11-14 10:57

アンダルシアとチュニジア

唐突とも思える出会いから(何しろ、ところは中国・少林寺)、まみ・ひろ・アリはどうして共同制作するまでに意気投合したのでしょうか???

実は、フラメンコのふるさとスペイン・アンダルシアは、イスラム勢力が支配していることもあったのですね。地中海を挟んでヨーロッパの向かい側、北アフリカのイスラム人たちがイベリア半島にまで進出していた時代があった。アリの父方のルーツ、チュニジアは、その北アフリカのイスラム国のひとつです。その後時代が動き、逆にアンダルシアを追われることになったイスラム人たちは、チュニジアのチュニスに落ち着いて、そこで豊かな文化都市を築いた、という話もあります。そしてアンダルシアにイスラム文化の流入がなかったら、今日のフラメンコもなかったとか―

その歴史の記憶が、身体のなかにあるのかないのか?!瞬く間に共同制作の話はまとまり、今日に至るわけです。

アンダルシアとイスラム文化の関係については、次の本に詳しく解説されています。最近、書店で偶然手にした本ですが、いろいろ参考になります。
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『フラメンコのすべて』 有本紀明・著 (講談社)

# by arteysolera | 2009-11-13 10:38